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また、下記グラフからも見てとれるように、1級・2級ボイラー試験は合格率も高く、計算上、2人に1人は合格していることからも、地道にコツコツと知識を積み重ねていけば、独学でも必ず合格を勝ち取ることができる試験です。

※注:当ページで紹介するテキスト・参考書が試験対策に欠かせない必須教材というわけではありません。あくまで参考程度にお受け止め下さい。
本書の良いところは、やはりなんといってもイラストや図が豊富な点で、文章では理解しにくい部分もイメージしやすいため、ボイラーの構造等に馴染みのない初学者にも知識がすんなりと頭に入ってきます。
また、近年は単なる丸暗記では対応できない問題も少しずつ出始めていることから、技術的に重要な論点が理論的に学べるような解説がされている点も評価できます。
ボイラー実技講習なども行っている日本ボイラ協会が編者として関与しているため、基本書としての信頼性も高く、大勢の受験者が愛用している事実上の必須テキストともいえるので、本書に関しては、とりあえず手にとって内容をチェックしてほしいおすすめの1冊です。
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過去問を徹底的に分析し、合格に必要な知識が効率よく習得できるようまとめた市販テキストが『らくらく突破2級ボイラー技士合格教本』です。
本書は全4章(ボイラー技士試験の試験科目と同じ数)に分かれ、各章の終わりには知識確認ができるチェック問題を掲載するなど、試験対策本としてはオーソドックスな構成(①解説→②問題)をとっているため、特にこれといって特徴のあるテキストではありませんが、説明は分かりやすく、イラストや図も適度に挿入されており、読みやすい内容になっています(重要度の高い項目は★印の数の多さでわかる点も◎)。
どちらかというとビギナー受験者に適したテキストといえますが、読みやすさ(理解しやすさ)という点では良書なので、先に紹介した日本ボイラ協会発行のテキストと内容を見比べてみてほしいところです。
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①解説②確認(ミニテスト)③復習(テスト)④総まとめ(模擬試験)の4ステップで実力アップを図るテキストが『一発合格!これならわかる2級ボイラー技士試験テキスト&問題集』です。
本書も全4章に分かれ、試験科目ごとに学習することができる王道の構成ですが、個人的な感想を述べさせてもらうと、先に紹介したテキストに比べると、若干、読みにくい(使いにくい)ような印象を受けました(あくまで私的な意見ですが…)。
しかし、頻出度がランク付けされていたり、重要度の高い項目が一目で分かるようになっていること、さらに受験者が学ぶべき習ポイントが簡潔にまとめられているなど、基礎固めのテキストとしては決して悪くないので、人によっては使いやすいと感じるかもしれません(重要ポイントを頭に叩き込むための赤シートの有無は好みが分かれるところですが、模擬試験が2回分掲載されている点は◎)
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正直なところ、2級ボイラー技士試験は類似問題が頻出するため、ボイラー知識の理解は二の次で、あくまで合格を何よりも最優先するなら、過去問中心の勉強をすれば合格できます。
そのため、基本書としてのテキスト(参考書)は、当ページで紹介している書籍であれば、合否を左右するほどの優劣の差はみられません(ただ、解説や構成などは好みがあるので、できるだけ自分が理解しやすい(使いやすい)と感じた教材を手元に置いておいた方がスムーズに学習できるかと…)。
先に紹介した同協会発行の2級ボイラー技士用の書籍と同様、試験科目(「構造」「取扱い」「燃料及び燃焼」「関係法令」)をすべて網羅しているので、1級ボイラー技士の資格取得を目指す受験用テキストとしては信頼のおける1冊といえますが、実は1級ボイラー技士は、2級ボイラー技士とは違い、テキストを選択できるほど書籍が充実していないというのが現状です(あるとしても情報が古い…)。
したがって、問題集とは別に1級ボイラー技士試験用のテキストを求めているなら、まずは本書の内容をチェックすることをおススメします。 なお、『1級ボイラー技士教本』は、毎年、発行されるわけではありませんが、古いテキストは勉強の効率が悪いので、最新版を購入するようにしましょう!
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