受験資格 | なし |
試験日 | 年1回(11月) |
出題方式 | マークシート (択一式) |
試験課目 | ・法令 …………… 20問 ・保安管理技術 … 15問 |
試験時間 | ・法令 …………… 60分 ・保安管理技術 … 90分 |
受験料 | 8,400円 ※7,900円(ネット受付) |
そこで、受験者が最も多い第三種冷凍機械責任者試験の難易度や合格率についてグラフを用いながら分析してみたので、資格に興味のある方は参考にしてみてください。
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実施年度 | 出願者数 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
H17年度 | 未確認 | 9,674 | 4,845 | 50.1% |
H18年度 | 未確認 | 9,226 | 4,559 | 49.4% |
H19年度 | 未確認 | 9,068 | 4,791 | 52.8% |
H20年度 | 10,356 | 9,308 | 5,688 | 61.1% |
H21年度 | 10,780 | 9,651 | 4,160 | 43.1% |
H22年度 | 未確認 | 9,922 | 5,475 | 55.2% |
H23年度 | 未確認 | 9,358 | 4,582 | 49.0% |
H24年度 | 未確認 | 9,680 | 4,092 | 42.3% |
H25年度 | 未確認 | 10,606 | 4,415 | 41.6% |
H26年度 | 未確認 | 10,780 | 2,582 | 24.0% |
H27年度 | 未確認 | 10,049 | 4,292 | 42.7% |
H28年度 | 未確認 | 11,337 | 5,273 | 46.5% |
ところが、三冷試験におけるここ10年程のデータを振り返ってみると、合格率は概ね40~50%台で推移しており、低いどころか、むしろ数値的には高いと見るべきです。

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免除 | ||||
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受験 |
そこで、先ほどのデータとは別に、今度は全科目受験者と試験科目の一部免除者(法令のみ受験者)ごとに試験結果をまとめてみました。
その資料かこちらです。
《三冷試験:全科目受験者》
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《三冷試験:法令のみ受験者》
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先に示した資料(試験結果)は、全科目受験者と法令のみ受験者とを合算したデータなので、試験科目の一部免除制度を利用しない受験者の試験合格率は、若干、下がると理解しておいた方がよさそうです。
これは、第三種冷凍機械責任者試験が、絶対評価試験(事前に公表している合格基準さえ満たしていれば合格できる試験制度)なので、問題の難易度によって合格率が変動しやすいことが背景のひとつにあると考えられます。
しかし、試験結果の数値を見る限り、合格が極めて難しい超難関試験というわけでもないので、独学でも十分合格は狙えるはずです。
![]() 試験科目の一部免除制度を利用した受験者の合格率は、非常に高い水準をキープしています。 そこで、できる限り一発合格したい!あるいは、時間やお金に余裕があるという方におススメの資格取得ルートは、やはり高圧ガス保安協会が開催している講習への参加です。 確かに講習を受けたら受けたで、受講者には〝検定試験〟が待ち構えていますが、検定試験の問題レベルは、本試験問題に比べると易しく、合格率もかなり高水準で推移しているので、試験勉強の負担を軽くするという意味では講習をうまく利用するのも一法と言えるでしょう。 |
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問:圧縮機および冷凍装置の性能に関する次の記述のうち正しいものはどれか。 イ.往復圧縮機では、シリンダのすきま容積比が小さくなるほど、体積効率の値は小さくなる。 ロ.圧縮機の吸込み蒸気の過熱度が大きくなると。吸込み蒸気の比体積は大きくなり、冷媒循環量が減少する。 ハ.蒸発温度と凝縮温度との温度差が大きくなると、冷凍装置の成績係数は低下する。 ニ.圧縮機の冷媒循環量と蒸発器入口での冷媒の比エンタルピーが与えられると、冷凍能力が決まる。 (1)イ、ロ (2)イ、ハ (3)ロ、ハ (4)ロ、ニ (5)ハ、ニ 【検定試験問題:保安管理技術】
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