![]() ![]() |


※注:下記で取り上げるテキストや問題集が試験対策に欠かせない必須教材というわけではありません。使いやすいと思われる教材はひとそれぞれなので、あくまで参考程度にお受け止め下さい。
同試験の実施団体・実務技能検定協会が関与する唯一の公式テキストというだけあって、本書以上に信頼できるテキストはないことから、大勢の受験者が愛用しています。
3級の受験ガイドでは、接客・サービスの基本に関する知識や考え方など、常識的なことが簡潔にまとめられており、かつ、試験の審査基準にも触れているため、試験対策用のテキストとしては確かに評価できますが、中身が薄く、単調なページが続くため、面白みに欠けるテキストというのが正直な感想です。 一方、2級の受験ガイドも試験対策テキストとしては良書ですが、本書は既に3級のスキルが身に付いていることを前提に説明が進む(3級受験ガイドの●●ページ参照など)ため、3級をパスして、いきなり2級試験にチャレンジする受験者にとっては、内容が不親切なテキストという感はどうしても否めません。 サービス接遇検定2級・3級試験は、決して難易度の高い試験ではないため、必ずしも本書がなければ合格できないというわけではありませんが、一発で確実に合格を勝ち取りたい人にとっては、購入しておくに越したことはない・・・そんな感じのテキストといえるでしょう(また、価格が絶妙で、それほど高くないため、とりあえず購入しておくかという気持ちになってしまう)。
|
|
3級と2級の試験対策が1冊にまとまっている市販教材が『サービス接遇検定3・2級テキスト&問題集』です。
本書は、なんといっても執筆者がサービス接遇検定試験準1級の面接審査員・運営委員であるということが魅力のひとつといえるでしょう。
内容は試験の出題領域である全5章に分かれ、各章は解説と問題で構成されており、①読む②解く③確認の3ステップで、テンポよく学ぶことができるオーソドックスなテキスト&問題集となっています(最後に模擬問題あり)。
ちなみに、本書は試験範囲の順番を入れ替えることによって、初学者でもスムーズに学習できるよう工夫されている点も特徴のひとつといえます。
若干、練習問題量が少ないこと、また、暗記用の赤シートは好みが分かれるところですが、左ページに解説、右ページに一問一答形式のチャレンジ問題を載せることにより、見開きで効率よく学べるので、試験対策用のテキストとしてはかなり使い勝手は良さそうです。
|
3級・2級に加え、準1級の面接試験対策まで対応しているのが『サービス接遇検定試験 3級・2級・準1級合格テキスト&問題集』です。
本書も全5章に分かれますが、各章は、さらに節に分けて、①解説②ミニテスト(ポイントとヒント)③確認問題の3ステップで知識やスキルの定着を図るオーソドックスな構成をとっています。
ちなみに、巻末に模擬試験があったり、赤シートで重要語句の暗記などが行なえる点も、先に紹介したテキストとあまり変わりないので、どちらのテキスト&問題集を使用するかは、受験者の好みで選択すれば特に問題はないように思われます。 なお、本書は準1級の面接試験にも対応しているというのが魅力のひとつになっていますが、内容は薄いので、面接試験の対策本としては弱いような印象を受けます。
|
先に紹介した『受験ガイド』同様、検定試験の実施団体である実務技能検定協会が関与している問題集が『サービス接遇検定実問題集』です。 『受験ガイド』とは異なり、各級ごとに問題集が用意されているわけではありません(『3級』と『1級-2級』の2冊)が、唯一の公式問題集であり、過去に実際に出題された最新の本試験問題(いわゆる、過去問)が、5回分収録されているので、受験ガイドとは違い、受験者であれば、できれば触れておきたい事実上の必須問題集といえるかもしれません。 ただし、古い問題集(←最新の過去問5回分を収録した問題集が1冊の書籍となって定期的に発売される模様…)は、入手困難なこともあるので、その辺が受験者にとっては悩みの種となりそうです。
|
|